狼牙志士隊の日誌

イズレーン皇国所属・狼牙志士隊の日誌

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狼厳と楼華

先日、ちょっとアダルティーなものをセルヴィス側で
書いたので、今度は楼華なのです(゚д゚)

楼華の場合は楼華視点のほうがちょっと書きやすいっ!

久しぶりに、あの子を出してみました。
忘れてたわけじゃないのよ!Σ(゜Д゜;≡;゜д゜)




今日は久しぶりに、故郷への里帰り。
お父さんとお母さんのお墓参りに、皆への挨拶に。
長い事留守にしている、自宅の掃除もしないと。

…予想外だったのは、狼厳さんがついてきてくれた事、かしら。


【狼厳と楼華】


「すいません、狼厳さん。わざわざついてきて頂いて…」

隣を歩く狼厳さんを見上げて、改めてお礼を言う。
私が1人で屋敷を出ようとした際、1人では危険だからと、
護衛を申し出てくれた。

あの事件で変なヤキモチを妬いて、ご飯を減らしたりしたのに、
この人は相変わらず優しい。
帰ったら、ご飯は普通の量に戻してあげよう。
…でも、出来るだけ控えて欲しいとお願いはしておかないと。

「気にするな。1人で出歩いて、何かあれば事だ。
 特に…もうじき大きな戦がある、この時期。
 他国の間者が紛れ込んでいないとも限らないからな」

私の言葉に、フッと笑う狼厳さん。
その大きな手が、私の頭をぽんぽんと撫でる。
何だか心地良いような、恥ずかしいような。

そうこうしていると、目指す里が見えてきた。
私の故郷であり、狼厳さんと出会った場所。

あの時は、ピピン君を連れていた狼厳さんを、
人さらいと勘違いしてしまったのだったな…と思い出していると、
元気の良い声が木の上から聞こえてきた。


『狼厳兄ちゃん、楼華姉ちゃん、お帰りー!』


声のした方を見上げると、少し背が大きくなり、
逞しくなったピピン君がぶんぶんと手を振っていた。

元々は狼牙志士隊で戦っていた彼だけれど、
今は私の故郷の里で暮らしている。
弓の鍛錬は欠かしていないみたいで、賊の襲撃を
何度か退けた、なんていう話も聞いている。


「ピピン、久しいな!元気にしていたか?」


木からひょいひょいと身軽に降りてきたピピン君の頭を、
狼厳さんがガシガシと撫でる。
あんなに乱暴に撫でられて、くらくらしたりしないだろうか。
…と心配にもなったけれど、ピピン君は嬉しそうな顔をしている。


『勿論元気さ。優しい人ばっかりだしね!
 狼厳兄ちゃん達こそ、元気そうだね。活躍の噂は聞いてるよ!』

「活躍と言えるほど活躍はしていないが、な。
 皆に迷惑はかけていないか?しっかりと、食事は食べているか?」

「ふふ…もう、狼厳さんったら。ピピン君だって、もう小さな子供じゃ
 ないんだから、平気ですよ。ね、ピピン君?」


まるで遠くに行った息子を心配する父親のような口調に、私は思わず
笑ってしまいながら、豪快に撫でられてくしゃくしゃになってしまった
ピピン君の髪を手櫛で整えてあげる。

『あらあら、楼華ちゃんだけじゃなく、狼厳様も来てたんだねぇ。
 行ってくれればお出迎えくらいしたのに』

そうしていると、里の方角から恰幅の良い女性が駆けてきた。
現在ピピン君のお世話をお願いしている、食事処の店主のシズクさんだ。

「出迎えなど、大袈裟な…俺はただ、楼華の里帰りについてきただけだ。
 …久しぶりだな、シズク殿。ピピンの世話をしてくれている事、
 改めて、心よりお礼申し上げる」

『あははは、よしとくれよ。将軍様に頭下げられるなんて、恐れ多い。
 ピピンは里の警備を頑張ってくれているし、私も旦那と2人じゃ
 息苦しいしねぇ。息子が出来たみたいで、むしろこっちが有難いくらいさ』

頭を下げる狼厳さんに、陽気に笑って応じるシズクさん。
そんな2人を眺めながら、私は荷物をおろす。
今回の里帰りでは一泊して、掃除などもして帰る予定だから、
荷物の量はそれなりにある。

それに気付いた狼厳さんが、さり気なく重い方の
荷物を持ってくれたから、「有難うございます」と
お礼を言って。

そういえば、狼厳さんはどうするのだろう…なんて考えていたら、
シズクさんが楽しそうに私達を見ていた。


『何だかそうしていると、あんた達家族みたいだねぇ。
 ふふ、案外お似合いじゃないのさ』


…突然そんな事を言うものだから、私も狼厳さんも、一瞬
きょとんとしてしまう。
そんな様子を見て、また陽気に笑ってから、シズクさんは続けた。

『あはは、まぁ、家族って言うにはピピンは大きすぎるかねぇ。
 ピピンもここに来てから、大分背が伸びた事だし。
 2人とも、こんな大きな子供がいる年には見えないからね』


…そこまで言われて、私は、狼厳さんと夫婦に見える、と
言われた事に気付いた。
途端に顔がカァッと熱くなって、俯いてしまう。

チラリと狼厳さんのほうを見たら、狼厳さんは狼厳さんで、
少し赤くなって頬を掻いていた。

(…意外な反応…。てっきり、笑い飛ばすと思っていたのに…)

そんな事を考えながら、一度シズクさんとピピン君と別れて、
私達は里の奥のほうにある、私の家に向かう。

何だか狼厳さんと2人で、というのも変な感覚だけれど、
決して嫌な感覚ではない。

もうじき、日も暮れる。
もし狼厳さんが嫌でなければ、泊まって行って貰うのも良いかな…なんて。

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Comment

 

…で!
んで!!

この先は、この先はどーなるのっ(’’
(正座待機
  • posted by しろうさぎ 
  • URL 
  • 2013.02/10 17:56分 
  • [Edit]
  • [Res]

 

しろうさぎ殿>
正座待機だと…っ!?
い、今ちまちまと書いておりますですよ!(゚Д゚;)
もう暫し、暫しお待ちくだされーっ!(゜Д゜;≡;゜д゜)
  • posted by 侍 
  • URL 
  • 2013.02/10 18:53分 
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  • [Res]

 

この天然たらしがぁっ!(ドロップキック)
まんざらでも無さそうな顔してんじゃないわよっ!(誰)

最終的に結婚ルートあるんです?←
  • posted by X 
  • URL 
  • 2013.02/10 20:17分 
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X殿>
ぎゃー!?Σ(゜д゜lll)(蹴り飛ばされ

>>まんざらでも無さそうな顔してんじゃないわよっ!
レオル殿女性説あるんです?←
もしあったらうちの天然侍が攻略に向かいますよ!(何

結婚ルート…だと…!?
……あれです、一夫t( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン

  • posted by 侍 
  • URL 
  • 2013.02/10 20:31分 
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  • [Res]

 

ピピン君久しぶりの登場か…!(ガタッ)
確か青髪アイコンの子だったような(人違いだったらどうしよう)

全く、相変らず女2人を掌で転がすとは…っ!

>>レオル殿女性説あるんです?←
もしあったらうちの天然侍が攻略に向かいますよ!
男でもいいじゃない←

今度はどうなるんですか( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン
  • posted by 皇帝 
  • URL 
  • 2013.02/10 21:30分 
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  • [Res]

 

皇帝殿>
そうです、元山賊の孤児で、青髪アイコンな子です!(゚д゚)
4期だか5期だか以来の登場!
弓の腕は結構上がってます。

掌で転がしてる自覚は皆無なのよ!
それが狼厳!(゚д゚)

ハッ…確かに!
あれ、ちょっと待って、それなんてベーk(ry

ふふふ…とりあえず二話はかけました。
日付変更後にアップします!(゚д゚)
  • posted by 侍 
  • URL 
  • 2013.02/10 22:03分 
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わくわくわくわく
(正座
  • posted by しろうさぎ 
  • URL 
  • 2013.02/10 22:23分 
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しろうさぎ殿>
に、人参を食べて寛いでお待ちくだされ!
後2時間ほどであげますぞー!( ゚д゚)つ(人参
  • posted by 侍 
  • URL 
  • 2013.02/10 22:29分 
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  • [Res]

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