狼牙志士隊の日誌

イズレーン皇国所属・狼牙志士隊の日誌

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気持ちの変遷

深夜のテンションに身を任せて書いてみたんだ。

後悔はしている。

反省もしている(´・ω・`)

でも書いたからね、折角なので公開…!(゚д゚)



見慣れたはずの、光景だった。
しかし…今回は何故か、妙に…腹立たしい気持ちになった。


【気持ちの変遷】


その日、俺は楼華とセルヴィス、爺様と共に、町に買い出しに訪れていた。

重い荷物…主に食べ物は俺と爺様が、
軽い荷物…主に服や着替えなどは楼華とセルヴィスが
買いに行くため、自然と二手に別れて行動する事になった。

集合時間を決め、いつもの広場で待ち合わせ。
…が、集合時間を過ぎても、2人が現れる兆しがない。

「…遅いな…」

「うむ。服を見る、とは言っていたが、
 あの2人が時間を守らぬとは考え難い。
 小僧、お主、ちょっと様子を見て来い。
 儂はここで荷物の番をしておく」

「分かった。では、行ってくる」

そして俺は、2人が服を見に行くと言っていた店に
向かって行った。


…そして、現在。
目の前で広がる光景が、俺を苛立たせている原因だ。

『なぁなぁ、ちょっとくらい良いだろ?ちょっとお茶飲むだけ!』

「いえ、困りますので…」

『友達になりたいだけだって!な?』

「…」

楼華と…セルヴィスに言い寄る、2人の軽薄そうな男。

見たところ、十代後半だろうか。
この辺りではあまり見かけない顔だから、
何処かから旅行に来ているのかも知れない。


楼華は丁寧に、苦笑いしつつも断っている。
いちいち相手にしてやると付け上がるだけだと言うのに。

セルヴィスは完全に無視しているようだが、硬く握られた
拳がプルプルと震えている。
あれは、あと一分で拳が飛ぶな。

それを見た俺は…思わず、言い寄っている1人の首根っこを掴み、
ひょいと抱えた。

…随分と軽い。鍛え方が足りんな。

『う、うわぁっ!?な、なんだテメェ、離しやがれ!』


「…俺の女達に何の用だ、貴様ら」


出来る限り怖がらせないように、とは思ったものの、
意外とドスの利いた声になってしまった。

恐怖心でも芽生えたのか、今持ち上げている男の
ツレだった男は、半べそをかいてしまっている。

『い、いや、その…す、すいませんでした!い、命だけは…』

「…次、こいつらに同じ真似をしたら、保障はしない。
 まあ命までは奪わんが…腕や足の1・2本は覚悟しろ」

こういった手合いには、これくらい言っておくほうが良い。
復讐しよう、などという根性もあるとは思えないし、
仮に復讐に来たら、宣言どおりにするまでだ。

抱えあげていた男をツレに向けて投げ飛ばすと、
まさに蜘蛛の子を散らす、という感じに、立ち去って行った。
良い気味だ。


…待て。俺は何をこうもイライラしている?
楼華はよく町で声をかけられているのを見ている。
セルヴィスにしても、最近服を楼華に見て貰っているらしく、
時折町で声をかけられている。


今までは、そういう際にも特に気にはならなかったのだが。
やはり、先日の…。


「「……」」

と、そこまで考えて、2人が真っ赤な顔をしてこちらを
見ているのに気が付いた。

「…と、すまないな、2人とも。来るのが遅れた。
 …どうかしたか?」

そう言ってから歩み寄るが、2人は真っ赤な顔をしたまま、
何を言うべきか考え、口篭っている様子だった。
心配で見ていた俺に、最初に口を開いたのは楼華だった。

「…お…俺の女…って…狼厳さん、急にそんな事…!」

楼華の言葉に…俺は、先程、男達に睨みを利かせた際の言葉を、思い出す。

途端に、顔に熱が集まっていくのを感じる。
ここは路地裏などではない。先程程度の声でも、聞いていた者は
多いだろう…。しかもここは、社のすぐ近く。
俺達を知っている者も多い。

「いつから、私達が貴様の女になった…ッ!」

セルヴィスも真っ赤な顔のまま、視線を合わせずにそう言う。
拳どころか全身が小さく震えている。
…これは、いかんな。

「狼厳さんの、バカー!」

「この、愚か者が!」

2人の怒声が同時に響き渡り、俺は2人からのビンタを
食らう羽目になってしまった。





そして、後日。
運の悪い事に、あのときの発言を顔見知りの記者が
聞いていたらしく。

号外として配られていた瓦版に、

『狼厳将軍、熱愛発覚!?お相手はどちら』だの、

『白昼の痴話喧嘩!』だのと、好き放題に書かれていた。

…これを友人に見られたらどうしようかと、
かすかに憂鬱な気分になりつつも…俺ははっきりと、
あの2人を家族としてではなく、女性として見始めている自分を、認識していた。
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Comment

 

なん…だと…
その瓦版は保存しましょうねぇ~(脅し用)

しかしどちらのビンタも強烈そうだと思った

これはどっちが嫁になるのか気になる所だな
はたまた別の女が出現するのか!
昼ドラ見物です^p^ハァハァ
  • posted by 皇帝 
  • URL 
  • 2013.01/27 05:11分 
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  • [Res]

 

どっちもは駄目ですよ!
どっちかですよ、ということで悩め悩めーw


いつか「俺の女達」じゃなく「俺の女」と言えるようになるために、邁進するのですっ!!(’’
  • posted by しろうさぎ 
  • URL 
  • 2013.01/27 06:57分 
  • [Edit]
  • [Res]

 

皇帝殿>
瓦版保存されただと…!
ビンタを食らってから暫くは、左右の頬に
綺麗な紅葉が残ったままだった狼厳さんです(´・ω・)

あれですよ、一夫多妻制でお願いしm( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン

しろうさぎ殿>
いやいや、だから一夫多妻(ry

むぐぐ…!どっちかを選ぶなんて…そんな真似できない…ッ!(゚д゚;)
  • posted by 侍 
  • URL 
  • 2013.01/27 10:57分 
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