狼牙志士隊の日誌

イズレーン皇国所属・狼牙志士隊の日誌

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悪夢と悲鳴-After2

こういうのは書き始めるとどんどん長くなってしまいますな(´ω`)
下手ですが楽しいから良いのです!


とりあえず3~4話で完結できるようにしよう(`・ω・´)


屋敷の戸が開き、パタパタと楼華が駆けていく。
サンドイッチを食べてから老師に敵の攻撃の防ぎ方などをご教授願っていた
私も、老師に続いて戸に向かう。

「…今、戻った」

そこにいたのは、アイツ…狼厳だった。
見たところ傷はないようだ。
…が、その顔からは、いつもの呆れるくらいの前向きさが失せてしまっているように、
私には感じられた。

「…何があった?」

老師もそれを見抜いてか、齢65とは思えぬ太い腕を組んで、そう尋ねる。
楼華も尋ねこそしないものの、心配そうだ。
2人を気遣ってか、狼厳は小さく笑って肩を竦めてみせた。

「…少し疲れただけだ。心配させてすまない」

「あ…夕飯は、どうしますか?」

「少ししたら頂くよ。先に、少し部屋で休む。有難う、楼華」

それだけ言って、狼厳は自室に向かう。
…奴が食事を後回しにするなど、それだけで異変だ。
本人は気を遣っているつもりかも知れぬが、それが見抜けぬ私や楼華・老師ではない。


「…何があったのでしょうか…」

「さて、な。ともあれ、小僧があれほど憔悴するのも珍しい。
 時にはそっとしておく事も必要、かも知れぬな…」

「…」

楼華や老師すらも見た事がないという、狼厳の様子。
その姿に、私は心配よりも先に、苛立ちを覚えていた。
気付くと、足が自然に奴の部屋に向いていた。

「セルヴィスさん?」

「すまない、すぐに行くから。先に食べていてくれ」

不思議そうに声をかけてくる楼華に、苦手な笑顔を作ってそう言いながら、
私は奴の部屋の戸を叩いた。

「おい、私だ。……入るぞ。構わぬな?」


戸をノックしても返事はなく。
奴の返事を待たずに、私は奴の部屋の戸を開けた。
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