狼牙志士隊の日誌

イズレーン皇国所属・狼牙志士隊の日誌

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

悪夢と悲鳴-After

リンク先の、X殿・シュヴァリエ殿の描かれたSS

悪夢と悲鳴

悪夢と悲鳴-Answer

両作品の続き、狼牙志士隊サイドを書いてみました!(゚д゚)

いつもおいしいネタを有難うございます!

ちなみに視点は元・暗殺者な『セルヴィス』です。






最近の日課である、買い出しを兼ねたランニングを終えて
狼牙志士隊の屋敷に戻った私を出迎えたのは、妙にそわそわした様子の楼華と、
何か思案に耽っているウォルフ老師だった。


【悪夢と悲鳴-After】


「…どうしたのだ、2人とも」

楼華に頼まれて買ってきた食材を台所に運んでから、私は2人に尋ねた。
この2人は、悔しいが私などより遥かに実戦経験がある。
並大抵の事で取り乱すような、肝の小さい人間ではない。

その2人が私に看破されるほどに動じているのだ。
何か余程の事があったのだろう。

「…大した事ではない。胸騒ぎがするだけだ」

「狼厳さんが、シュヴァリエさんと一緒に…夢見の森に向かったんです」


夢見の森。
話には聞いた事があった。
最近里で噂になっている…人を喰らう森。
結界を張る必要があるほど、危険な森なのだとか。

「ほう…そうか…」

2人が心配するのは、当然の事だろう。
アイツは呪術の類には疎そうだ。
無神経そうだし。鈍いし。


しかし、それでも、心配する気にはなれなかった。
奴はいずれ私がこの手で倒すつもりでいる。
訳の分からない森などで死んで貰っては困る。

…が、私は確信を持っていたのだ。


「アイツの事だ。腹が減った、とでも言いながら、事も無げに戻ってくるだろう。
 人を喰らう森だか何だか知らぬが、どんな悪食でも、アイツを喰うのは嫌がるだろう」


私が…好敵手だと認めた男が、そんな森などに屈するはずがない、と。
そして、いつものようにとんでもない量の食事を済ませたら、また剣の
鍛錬を始めるだろう、と。

私の言葉に、楼華は暫しきょとんとして、老師は尚も何か考え込みながら、
それでも小さく頷いた。


「…それも、そうですね。シュヴァリエさんも一緒ですし…」

「…こうしていても、仕方ないしな。小僧なら問題ないと、信ずるほかあるまい」

「ああ。…それはさておき、私も少し小腹が空いたな。
 楼華、何か軽く食べられるものはないか?」

「ふふ、そう言うと思って、サンドイッチを作ってありますよ」

「それは有難いな」


少しだけだが、雰囲気の和らいだ2人と共に、私は台所に向かう。

…屋敷の戸が、パタン、と小さな音と共に開かれたのは、それから2時間ほど経っての事だった…。
スポンサーサイト

Comment

 

狼厳さんサイドキタコレ!
続きをお待ちしておりましょう。
どんな展開になるのかなーwktk
  • posted by 皇帝 
  • URL 
  • 2013.01/12 01:38分 
  • [Edit]
  • [Res]

 

皇帝殿>
ふふふ、頑張って書きますですよ!
割と行き当たりバッタリで書いてしまった感が
否めませんが!(゚д゚)(ダメ
  • posted by 侍 
  • URL 
  • 2013.01/12 11:08分 
  • [Edit]
  • [Res]

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

ご案内

プロフィール

狼厳

Author:狼厳
狼牙志士隊筆頭

最新記事

くろックCute BC01

カレンダー

06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。