狼牙志士隊の日誌

イズレーン皇国所属・狼牙志士隊の日誌

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不意打ち

本日、ナカミが誕生日でした。
それに合わせてまさかのサプライズを頂きました!有難うございます!(゚д゚)

その絵に合わせてちょっとしたSS…。
駄文なのよ!



中盤戦を終えて、帰った日の事。
今でも、あの時の事を思い出すと些か気恥ずかしくなる。


【不意打ち】


マッカへの遠征が終わり、屋敷に戻った俺を最初に出迎えたのは
同居ゴブリンのゴブ吉だった。
次いで爺様、楼華、セルヴィス…
そして、現在一緒に暮らしている正宗。


皆、俺に怪我がない事を確認すると、一様にホッとした顔を
浮かべていた。
正宗も顔には出さなかったが、小さく安堵の息を漏らしていたのを
俺は見逃さなかった。
本人に言うと、必死で否定するだろうから言わなかったが。

数日振りに皆で囲んだ食卓は、とても賑やかで楽しいものだった。
あの談笑の中に加わって、『ああ、帰ってきたのだな』と実感した。

そして、食後。
俺は正宗を伴って、自室に戻った。
本来なら俺の部屋の隣に正宗用の部屋を用意してあるのだが、
今日は久しぶり(と言っても一週間ぶりくらいだが)に
正宗と話が出来るので、少し夜遅くまで話していたい気分だったのだ。


「…しかし、一週間離れていただけとは言え、やはり我が家に戻ると
 落ち着くものだな…」


部屋に入り、そう言って振り向いた俺の胸に、突然正宗が飛び込んできた。
不意をつかれた俺はよろめいて、部屋に置いてあるクッションに
背中から突っ込んでしまった。


「…どうした、正宗?」

『…狼厳、ここにいるんだな…』


ぎゅ、と俺にしがみつく、色白で綺麗な手。
心配をかけてしまったな…そう思い、俺は正宗を
抱きしめようと、背中に手を回そうとした。


その瞬間、頬に触れた柔らかい感触。

一瞬、俺の思考は停止した。
当然だろう、普段はあまり自分から口付けをしてくる事はない。

頬が熱い。
自分でも赤くなっているのが分かる。

目の前には、瞳を閉じた正宗の顔。
こうして至近距離で見ると、その美しさに思わず息を呑む。


(…えぇい、思春期の子供ではあるまいに…)


高鳴る胸の鼓動を誤魔化すように、俺は正宗の唇に、
自分の唇を重ねた…。


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