狼牙志士隊の日誌

イズレーン皇国所属・狼牙志士隊の日誌

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分隊結成

今更ながら輸送隊なるものを作成しました。

国内限定輸送にして、ある程度育てて遊ぼうかなーと
考えていたりもします。

…密かに、回避に振るべきPPを魔力に振ったりしてますが(´;ω;`)




激戦に次ぐ激戦。

兵士は傷つき、倒れていく。

戦後復興の資材とて、当然必要になる。

ここに来て、我が隊が直面した大問題。


「…後方を任せられる者が、いない…」



【分隊結成】



俺達は基本的に、常に前線に出ている。
爺様やセルヴィスは屋敷を守っている事もあるが、
基本的には前線に同行し、退路を守る任務を
担うことのほうが多い。

必然的に、長丁場の戦では兵站の確保に苦心する。
一度爺様を輸送兵の護衛につけたのだが、それを
相手に読み取られ、退路を塞がれて危うく
包囲殲滅されるところだった、というような事があり、
それ以来戦場に出ない者が退路を確保する事となった。


「そうですね…彌陰衆の方々にお願いするわけにも
 いきませんし」

「かといって、このままギリギリまで戦い続け、
 物資がなくなれば撤退、というのは辛いものがあるぞ」


楼華とセルヴィスも、俺と軍議の席を共にしてそう唸る。
爺様は私用があるとの事で、今は出ているようだ。


「うむ。戦も激しくなり、兵の消耗も激しい。
 加えて、各国の英雄達もさらに強くなっている。
 どうにか、後方支援を任せられる部隊があれば良いのだが…」


俺もそう言ってはみるものの、あてがあるわけではない。
3人ともどうしたものか、と頭を悩ませていた。


「…うむ、やっておるようだな」


そこに、爺様が軍議の間にやってきた。


「爺様、遅かったな。一体どうし…」


と、そこで、俺は爺様が2人の男を連れているのに気付いた。
その2人は、俺にとっても見覚えのある人間だった。


「ウルフに…ピピン…?」


一人は、ウルフという男。隻眼の帝国人だ。
元々は俺の知っている帝国の組織に属しており、
その時に知り合って知己となった。

現在は重傷を負い、前線を退いていると聞いた。


もう一人はピピン。元々我が隊にいて、
楼華の意向により、楼華の里の守護を務めていた少年だ。
いつの間にか背も伸び、若干頼もしくなったように見える。


「よぉ、狼厳。困ってるらしいじゃねえか」

「僕達がお手伝いするよ。里も、皇国軍が
 駐屯地を作ってくれたから大丈夫になったしさ」

「と、いうわけだ。彼等に後方支援を頼めれば、
 お主も心強いであろう?」


爺様がそう言い、俺に同意を求めてくる。
確かに、ウルフもピピンも腕は確か。
彼等に任せれば物資を奪われることなどまずあるまい。

…だが。


「楼華にセルヴィスは、相変わらず綺麗だな。
 どうだ、この後一緒に飲みにでもいかねぇか?」


ウルフの奴の、このナンパ癖だけは許容できぬ。
俺はウルフの後ろ頭をバシッと叩いた。


「人の部隊の者を誑かそうとするな。
 こいつらはお前のような軽薄者には断じてくれてやらん」

「…ってぇな、この野郎…こいつらの兄貴か、お前は!
 いい年した男と女、色恋沙汰は個人の自由だろーが!」

「黙れ!貴様のような男には断じて2人はやれぬ!」

「…年端もいかねぇ女を手篭めにしてる野郎の
 台詞とは思えねぇなぁ、狼厳?」

「…表に出ろ、ウルフ。今日こそ、その減らず口を
 叩けぬようにしてくれる…」

「上等だ、そのお堅い頭をやわらか~くしてやるよ…」






「…奴等は相変わらず仲が良いな」

「そ、そうか?喧嘩ばかりしているように見えるのだが」

「喧嘩するほど…というところでしょうね。ふふ…
 さ、会議はおしまいです。折角ですしピピン君も、
 一緒にご飯にしましょう」


…こうして、些か不安ながら、我が隊に後方支援を
任せられる部隊が出来た。
その後、何やら楼華の弓についている精霊の姉を名乗る
女性も居着いた、とウルフから聞かされたが、
それはまた別の話だ。
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